熱中症に要注意!その1

昨日の九州南部に続いて、今日は四国地方の梅雨入りが発表されましたね。
雨降りの季節、少しアンニュイな気分になる 猫まねき かわかみ です。

明日から、6月!!
朝は涼しいけれど、昼間は蒸し暑い・・なんて事も!

実は、6月は気が付かないうちに熱中症を起こす人が増える時期だそうです。
湿度が高いため汗が蒸発しにくく、体に熱がこもりやすい。
それだけでなく、まだまだ暑さになれていない為に体温調節の準備が不十分となっているのも原因。
今年はマスクをつけての生活で、余計に注意が必要だとか。

人が熱中症になりやすい季節という事は、猫さん達も要注意!

猫は、暑さに強いから大丈夫だろう。と思われがちです。
しかーし、油断は禁物!熱中症は起こります!
人間のように汗をかけない分、猫は熱を体外に逃がすのがとっても苦手です。
汗の蒸発で体温調節が苦手な猫にとって、高温多湿な日本は体温調節が難しい環境です。

また、全身を立派な毛で覆われている猫は体温が下がりにくく、人とは体感温度が当然のように異なります。
人が暑さをあまり感じていなくても、猫の体温は上がっている事もあるんです。

熱中症も、重ければ命に係わるので、早い段階で気が付くことが大事です。
具合が悪くても表面に出さない猫には、飼い主さんいよる注意深い観察が大事になります。

〇元気がない、食欲がない
〇体温の急激な上昇
〇口を開けてハアハアと呼吸する
〇フラフラ歩く
〇大量によだれが出ている
〇脈拍・心拍が増加
〇嘔吐する
〇チアノーゼ
〇痙攣・意識の喪失

こんな症状が出たら、熱中症の可能性が!

軽度の場合は、涼しい場所に連れて行き体を冷やしてあげましょう。
全身に水を浴びせたり、クールマットなど冷たいものを敷いて、風を当ててあげると良いです。(冷やしすぎないように注意は必要です)
水が飲めるようなら、水を飲ませてあげてください。

冷やしても体が熱く、落ち着かないようであれば動物病院へ!!
かかりつけの獣医さんに指示を仰いでください。

痙攣などの重篤な症状が出ている場合は、一刻も早い治療が必要です。
獣医さんに指示を仰いで、応急処置をしながら病院へ向かいましょう。
タオル等でくるんだ保冷剤で、首・足の付け根を冷やしてあげると効率的に体を冷やせます。

すぐに回復するような軽症でも、内臓にダメージを受けている可能性もあります。
軽症でも油断せず、病院に相談の上、必要な場合は診察を受けてください。

本当に怖い熱中症、書きたい事は沢山あるけれど・・続きはまた明日。

お昼寝も涼しいところで。